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■ 1989年モデル 「 ダッジ・バイパー RT/10 」 コンセプト
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1989年、ダッジはバイパー RT/10 コンセプトを大々的に発表しました。 当時、自らの名を冠した限定モデルをリリースするなどダッジと密接な関係にあった伝説の名レーサー兼コンストラクターであった 「 キャロル・シェルビー 」 のアドバイスのもと、シェルビー・コブラの再来をイメージしたハイパフォーマンスロードスターに仕上がっていたのが特徴です。 そのアグレッシブなスタイル、V10 エンジンがもたらす大インパクト。 バイパーは瞬く間に世界中のスーパーカーファンの心を捉えることとなります。
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そして 1992年、バイパーは満を持して市販化に移されることとなりました。 バイパーRT/10 は、後にダッジの十八番ともなる 「 コンセプトカーのイメージをそのまま市販車に 」 という戦略の弃りとなった記念すべき一台でもあります。
■ 2002年モデル 「 ダッジ・レイザー 」 コンセプト
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ボールド、そしてパワフル、ダッジにおける重要なテーマでもあるこのコンセプトが最初に立体イメージとして具体化されたのは、2002年度北米自動車ショー/デトロイト ( 通称デトロイトショー ) で発表されたレイザーコンセプトを通じてのことでした。
コンパクトサイズのライトウエイト FR スポーツクーペ。 そのダイナミックかつ無駄の無いラインで構成されたエクステリアデザインは、日本人デザイナーである 「 土屋あきの 」 と同僚である 「 ケビン・バーデュン 」 の合作によるもの。
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あくまで走りに対する純粋な喜びが表現されたそのスタイルは、スポーツカーファンの間で大きな注目を集めると同時に市販化を求める声も急激に高まることとなりました。 諸般の事情で市販化には至らなかったレイザーではありますが、そのデザインコンセプトは未だ強い訴求力を維持している存在です。
■ 2002年モデル 「 ダッジ・M80 」 コンセプト
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アメリカンピックアップというとミドルサイズ以上というのが定番ですが、M80 はコンパクトサイズの 4WD スポーツピックアップという新カテゴリーの開拓を目指したコンセプトカーでした。
そのエクステリアは盛り上がったボンネットフードと独立したフェンダー、そしていわゆるステップサイドをイメージしたリアフェンダーといった具合にクラシカルなイメージをフルにフィーチャーしたもの。 そのデザインに当たっては、歴史的にも極めて重要なモデルであった WC ウェポンキャリアを強く意識していたと言われています。
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市販化には至らなかった M80 ではありますが、そのディテールとエッセンスは翌年のカフナ コンセプトを経て現行モデルのナイトロにとって重要なバックボーンとなっています。
■ 2003年モデル 「 ダッジ・アベンジャー 」 コンセプト
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オンロード/オフロードを問わず、そのパフォーマンスをフルに発揮できるクロスオーバービークル。 最近世界中で大きくクローズアップされているこうしたクルマの要求に対するダッジの回答、それが 2003年に発表されたアベンジャーコンセプトでした。
ボディはスタイリッシュなファストバックデザインと使い勝手に優れた 5ドアハッチバックが見事に融合したもの。 それに逞しい足周りを組み合わせる事で、あたかもラリーカーを思わせるパフォーマンスを強く主張していたのが特徴です。
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アベンジャー コンセプトのボディシルエットは後に市販モデルとなるキャリバーとアベンジャーにそのまま反映されることとなります。 その意味ではダッジのミドル&コンパクトレンジにおける極めて重要なデザイン上のキーとなるべき一台だったと言って良いでしょう。
■ 2003年モデル 「 ダッジ・カフナ 」 コンセプト
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ともすれば生活感が垣間見えてしまうミニバンに、非日常的なイメージを盛り込んだ新時代のミニバンコンセプトとして 2003年に登場したのがカフナコンセプトでした。
全体のイメージは前年の M80 を踏襲しつつミニバンボディにまとめたもの。 フロントの大きなオーバーフェンダーや大口径ホイールにマッチしたサイドシルエットは、現行モデルのナイトロに大きな影響を及ぼしています。
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B ピラー後方からリアウインドウまでフルオープンとなるルーフはピックアップ的な開放感をミニバンに盛り込んだものであり、街中でのリゾートでその個性を十二分に発揮できるだけのポテンシャルを秘めていました。 なお、このクルマのインテリアは日本人デザイナーである 「 土屋あきの 」 の手に拠る物でした。
■ 2006年モデル 「 ダッジ・ホーネット 」 コンセプト
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“ 実用性を損なうことなく、ラリーカーを彷彿とさせるダイナミックなボディデザインと十分な室内スペースを両立するにはどうしたら良いのか? ” こうした命題に対する回答こそがホーネット コンセプトでした。
そのボディサイズはいわゆるコンパクトカーに相当する B セグメント。 しかし一見すると小さな 2ドアボディながら、室内スペースは多くの C セグメントカーをも上回っていたのが特徴です。
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エクステリアデザインはそれまで多くのコンセプトカーでトライされてきたボリューム感溢れるボンネットとワイドなオーバーフェンダーを組み合わせたものであり、こちらも量産モデルであるナイトロに及ぼした影響は少なくありません。 1.6 リッタースーパーチャージドエンジンがもたらすパフォーマンスとアグレッシブなルックスはダッジの新しいトライでもあります。
■ 2006年モデル 「 ダッジ・チャレンジャー 」 コンセプト
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2006年北米国際オートショーにおけるサプライズ、それはかつての大人気コンパクトスポーツであった 「 チャレンジャー 」 の復活でした。 往年のイメージをフィーチャリングしつつ、最新のメカニカルコンポーネンツとの融合。 まさに新旧ダッジファンに強くアピールするスタイルにまとめられていたと言って良いでしょう。
“ 果たしてコンセプトカーというポジションを越えて市販モデルになるのか? ” “ 発売されるとしたらいつなのか? ”
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多くのファンが注目する中、2008年モデルとして市販化される旨が発表されることとなります。 時に2006年7月4日、独立記念日の出来事でした。 コンセプトカーの素早い市販化、それはダッジのフットワークが極めて軽いことを象徴するエピソードでもあります。
■ 2007年モデル 「 ダッジ・デーモン 」 コンセプト
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2007年ジュネーブ国際モーターショーにおけるダッジのワールドプレミアカー、それがデーモンコンセプトでした。
ダッジならではのボールド&パワフルを強くアピールした極めて個性的なデザインの 2シーターコンパクトロードスター。 近年のアメリカにおいてこのサイズのロードスターは、あらゆる世代からの人気を集めているカテゴリーでもあり、同時に早い時期での市販化が市場から要求されているモデルでもあります。
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ダッジのアイデンティティである十字グリル、フロントホイールアーチからドアに至るキャラクターライン、そしてリアのプリスターフェンダーがもたらすボリューム感。 パワーレンジとサイズの違いこそあれ、そのシルエットは兄貴分であるバイパーとの共通性を感じるなど、ダッジの DNA がしっかりと反映されていると言って良いでしょう。
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