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ホーム > クライスラー・ジープ・ダッジの歴史 > ダッジブランドの歴史 ( 年代別車両紹介 )

ダッジの歴史

ダッジ・ヒストリー コンセプトカー 年代別車両紹介(1942年〜1965年) 年代別車両紹介(1966年〜1970年) 年代別車両紹介(1971年〜1984年)
■ 1942年モデル 「 ダッジ・T214 WC52 」
第二次世界大戦中におけるアメリカ軍の軍用車というと、何と言ってもウイリス MB ジープが有名ですが、その上位を担うべくジープの後に投入された 3/4 トン小型トラックがダッジの製品だったこともまたアメリカ本国では良く知られています。
その通称はというとトラック型がウェポンキャリア、他にワゴンボディのキャリーオールや指揮官用のコマンドカーなど、多彩なバリエーションと共に大活躍した存在でした。 ちなみに 3/4 トン以外にも、その下位の 1/2 トン、さらには上位の 11/2 トンモデルもまたダッジ製が多数採用されていました。
こうしたヘビーデューティモデルを供給することができたのも、トラックの経験が豊富だったダッジならではのことです。
■ 1948年モデル 「 ダッジ・ルートバン 」
ダッジにとってコマーシャルモデル、すなわち商用車はいつの時代も極めて重要な存在でした。 そんなダッジが戦後間もなくの 1948年に市場投入したモデルこそが、時代を先取りしていたルートバンだったのです。
セミキャブオーバーボディにスライドドア、そしてハイルーフのウォークスルー構造。 日本では近年お馴染みとなったこうしたスタイルのコマーシャルバンを、実に 60年近くも前に量産車として商品化していたのがダッジでした。 このモデルはその扱いやすさゆえにクリーニング店や清涼飲料水などのデリバリーに多用されることとなります。
その後、1950年代にはライバル各社からも同様のルートバンが発売されることとなりますが、そのルーツに存在するのがダッジの製品だという事実こそは、まさに揺るぎない先進性ゆえのことです。
■ 1949年モデル 「 ダッジ・コロネット 」
第ニ次世界大戦後のダッジのラインアップは、1948年の秋にデビューした1949年モデルから新設計となりました。 前年までのモデルは戦前の設計とあってグレードもデラックスとカスタムの2モデルのみとシンプルだったのに対して、新型はウェイファーラー、ミードゥーブルック、そしてコロネットという 3モデルに拡大されていたのが特長です。
この中でコロネットこそは戦後のファミリーセダンの行方を示すべき立場にあった極めて重要なポジションのモデルでした。 シンプルな中にも華やかさを忘れない。
ダッジ・コロネットはこの後 1953年にはエンジンを一新、さらに 1950年代を通じてメインモデルとして君臨することとなります。
■ 1957年モデル 「 ダッジ・コロネット 」
最初は小さなブームだったテールフィンも、1950年代後半になると次第にそのシルエットを大きなものへと変えて行くこととなりました。 ダッジにおけるテールフィンはスウェプトウイングと呼ばれていたのが特長です。
1957年モデルのダッジ・コロネットは前年までのホイールベース 120インチ ( 約 3,048mm ) から 2インチ ( 約 51mm ) 拡大した 122インチ ( 約 3,099mm ) となりました。 言ってみればこの年のモデルからダッジのフルサイズカーがスタイル、パフォーマンス共に頂点に向かって走り始めたきっかけとなったモデルに他なりません。
なおコロネットはベーシックモデルであり、その上位にはロイヤルとカスタムロイヤルがラインアップされていました。
■ 1961年モデル 「 ダッジ・ランサー 」
1950年代まで、アメリカの自動車業界におけるコンパクトカーの存在とは極めて小さなマーケットが存在するだけでした。 しかし 1960年前後から非常にローコストなコンパクトカーが登場したことで、一躍ブームが訪れることとなります。
そんなコンパクトカー市場におけるダッジの先鋒こそが1961年にデビューしたランサーでした。 ランサーは兄弟車のプリマス・バリアントと共に大々的にプロモーションされますが、そのボディスタイルがやや個性的だったこともあり、販売はあまり成功したモデルとはなりませんでした。
そのためわずか2年の生産の後、1963年モデルから後継車のダートにスイッチされました。
■ 1963年モデル 「 ダッジ・ダート 」
歴代ダッジのラインアップにおいて、ダートという車名はもともと 1960年に登場した少し小さめのフルサイズカーであり、後のインターミディエイトに相当するモデルに与えられていたものでした。 そんなダートに大きな変化が訪れたのは 1963年モデルからのことです。 この年から前年までのランサーに代わって投入された新しいコンパクトカーシリーズの車名として再出発することとなったのです。
以来、ダートはリーズナブルなファミリーカーとしてはもちろんのこと、小さなボディに強力なエンジンを搭載した 「 GT 」 という名のハイパフォーマンスモデルまで多彩なラインアップでダッジのボトムラインを担っていくこととなります。 ダッジにとってダートはエントリーモデルとしての他に様々な顔を持つ存在だったと言って良いでしょう。
■ 1963年モデル 「 ダッジ・ポラーラコンバーチブル 」
1962年モデルからの新しいポラーラは、前年までのホイールベース 122インチ ( 約 3,099mm ) から一転して 116インチ ( 約 2,946mm ) という後のインターミディエイトに近いボディサイズとなっていました。 この小さめのフルサイズカーという新しいサイズによって、ダッジのラインアップの中では一番スポーティなイメージを感じることができるものでした。
そんなポラーラにとって、やはり市場での人気が高かったモデルといえば開放感に優れたコンパーチブル。 1962年から 1964年にかけてというもの、そのエクステリアデザインを毎年変えていたポラーラを始めこの時代のダッジのフルサイズカーは、カーデザインの歴史の中でもエポックメイキングなモデルと認識されているユニークな存在です。
■ 1964年モデル 「 ダッジ・A100 」
クラシカルなボンネット型ピックアップ&バンが全盛だったアメリカにおいて、ヨーロッパスタイルのキャブオーバーデザインが注目されることとなったのは 1960年代初めのことでした。
限られたボディサイズで最大の室内スペースを目指したそのキャラクターは、主として都市部のユーザーの間で人気を集めることとなります。
そんなキャブオーバーピックアップ&バンがダッジのラインアップに加わったのは 1964年モデルからのことです。 A100 とネーミングされていたこのモデルは、ライバル各車には設定が無かった V8 エンジンを搭載していたのが特長です。 1971年モデルまで生産された A100 は、今でもカスタムベースとして人気の高い 1台です。
■ 最強パワーマックスウェッジ
1962年モデルからダッジのラインアップに加わった、市販レーサーのマックスウェッジ ラムチャージャーシリーズは、1964年モデルに至りそのパフォーマンスに大きな転機が訪れることとなります。
その中核というべき存在だったのは、アシッドディッピングこと酸化軽量ボディを採用したファクトリーライトウェイトモデルと新設計の A864 426 レース HEMI エンジンを搭載したモデルの 2種。 後者は新たにヘミチャージャーと呼ばれ、50台程度が有力レーサーのみに販売されたと言われています。
その一方で相変わらず強力だったのが、マックスウェッジラムチャージャーであり、この年にはエンジンが新型のステージIII となったことで、その信頼性が大幅にアップしていました。 いわゆるマックスウェッジの完成型だったのがこの 1964年モデルです。
■ 1965年モデル 「 ダッジ・チャージャー II 」
1950年代からダッジのコンセプトモデルはそのデザイン的な先進性と共に見る者に訴えかけるスタイルの良さにおいては定評がありました。 そんなコンセプトカーの中で最初から市販化を前提に登場すると共に瞬く間に高い人気を獲得したモデル、それがチャージャー II でした。 エルウッド・エンジェルのデザインによる流麗なハードトップボディ、インテリアもその隅々まで凝ったデザインとなっていたのが特長であり、どこから見ても量産車とは一線を画するスペシャルティカーという形容がぴったりだったのです。
そして翌1966年にチャージャー III は 「 チャージャー 」 として市販モデル化されました。 量産化と共にディテールは変わっていてもその基本シルエットは不変。 それからのチャージャーは、まさにダッジを代表するモデルとなるのです。
■ 1965年モデル 「 ダッジ・コロネット 」
ダッジにとって戦後を代表するモデルであったコロネットは 1959年モデルを最後に一時消滅することとなりました。 そんなコロネットの名が復活したのは 1965年モデルでのことです。
新たに展開されることとなったインターミディエイトのニューモデルに与えられたネーミングこそがコロネットでした。 それからコロネットは再びダッジの中核として親しまれることとなりました。
1967年モデルからはハイパフォーマンスグレードのコロネット R/T を追加。 有名なスーパービーもまたコロネットのバリエーションの一つでした。
二代目コロネットにとって最後となったのは 1976年モデル。 翌 1977年モデルからは新型のディプロマットが登場することとなります。
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